佐々木麟太郎 スタンフォード大進学は「野球人生だけで決断したわけでは」文武両道目指す「一瞬の喜びではなく一生の喜びを」

 会見する花巻東・佐々木麟太郎(撮影・吉澤敬太)
 大谷翔平のボードの前で質問に答える花巻東・佐々木麟太郎(撮影・吉澤敬太)
 大勢の報道陣に見つめられ入室する花巻東・佐々木麟太郎(左奥)=撮影・吉澤敬太
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 歴代最多とされる高校通算140本塁打を放ち、米スタンフォード大学に入学する岩手・花巻東高の佐々木麟太郎内野手(3年)が20日、同校で取材に応じた。

 「世界でもトップの大学であるというのは重々承知しています。覚悟を持って決断しました。言わずと知れた素晴らしい魅力を持っていますし、そこで勉強させていただくこと、野球選手としてプレーさせていただくことは光栄です」と進学を改めて発表し、決意を語った。

 同大学は学業も優秀な名門校。学費は年間約5万8000ドル(約870万円)。寮費なども含め、卒業までに必要な総費用は約34万ドル(約5100万円)とされているが、佐々木はフルスカラーシップ(奨学金)で全額免除となる。「野球人生だけで決断したわけではありません。自分の人生観としては、一瞬の喜びではなく一生の喜びをと意思をもって決断しています。野球だけにこだわっていませんし、勉学も、というのはこだわっていました」と学業との両立を誓った。

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