大谷翔平担当の名物スカウト 息子が明かす豪快秘話 「サッカーボール捨てられた」 居酒屋経営は「客と飲んで寝るだけ」

 今成亮太氏
 ドラフト4位の桧山進次郎にあいさつする今成泰章スカウト(左から2人目)=1991年11月29日
 阪神・藤浪晋太郎と話をする今成泰章スカウト(右)=22年2月撮影
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 元楽天監督で現役時代は西武、巨人でプレーした野球評論家・大久保博元氏が15日、自身のYouTubeチャンネルを更新。元阪神捕手の今成亮太氏をゲストに野球人生を振り返った。

 今成氏の父は、元阪神、日本ハムの名物スカウト、今成泰章氏。父の思い出を振り返った今成氏は「阪神でスカウトをやったあとに少しあいて地元で居酒屋をやった」と明かした。家族会議で「明日から居酒屋をやる。以上!」と宣言し、母が悲鳴を上げたという。

 大久保氏は「居酒屋のオヤジがやれそうな人だった」と明るいキャラクターを振り返ったが、「それが、お客さんと一緒に飲んで寝るだけだった」と今成氏。泰章氏の弟が料理人だったため、「(客と)飲んでいるのが俺の仕事だと言っていた」と豪快なエピソードも披露した。

 また、今成氏の幼少期は「Jリーグ全盛期で祖父母がはやりに乗ってサッカーボールを買ってくれた」と、当時は関心も高まった。しかし、「家から毎日サッカーボールがなくなる。(なぜなら)オヤジがゴミ箱に捨てている。それを取りに行く作業から毎日が始まった」と、親子のせめぎ合いの末に兄の影響で野球を始め、プロへの道が開かれた。

 泰章氏は、プロ未経験ながら阪神で和田豊、中西清起、桧山進次郎らを発掘し、チーフスカウトも務めた。その後は日本ハムで、ダルビッシュ有や大谷翔平の担当スカウトとして入団に尽力。粘り強い交渉力で「マムシの今成」とも称されたが、22年3月に66歳で病気のため亡くなった。

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