来秋ドラフト上位候補の関大3年・金丸「1位でプロに」 阪神も熱視線の最速153キロ左腕 29年ぶりVへ「最低5勝」

 関西学生野球リーグの関大は23日、大阪・吹田市内の同校グラウンドで年内最後の練習を行った。来秋ドラフト上位候補の最速153キロ左腕・金丸夢斗投手(3年・神港橘)が今季を振り返りながら、残り1年を切ったドラフトへ意気込みを口にした。

 今秋のリーグ戦では6勝無敗、防御率0・35と圧倒的な投球を披露し、自身2度目の最優秀選手賞を獲得。「疲れのある中で後半、球威を落とさずに投げきる感覚をつかめた」と収穫を得た。

 すでに阪神を含む多くのスカウト陣から熱視線を浴びる中、「1位でプロにというのは頭にあります」と左腕。それでも「意識しすぎると空回りしてしまう。あまり背伸びをせず自分のピッチングを今まで通りやることも大事」と冷静さも失っていない。

 秋は3連覇中だが春は29年ぶりの優勝を目指す戦いとなる。「最低5勝して優勝に貢献できるように」と金丸。チームを勝たせる投球の先にある“ドラ1”の称号を目指し、腕を振る覚悟だ。

 ◆金丸 夢斗(かねまる・ゆめと)2003年2月1日生まれ。20歳。兵庫県神戸市出身。177センチ、78キロ。左投げ左打ち。小学1年から広陵少年野球部で野球を始め、広陵中では軟式野球部に所属。神港橘では3年夏の独自大会で8強入りし、大会打ち切り。関大では1年秋にリーグ戦初登板。通算19勝を挙げ、現在18連勝中。最速153キロ。

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