西武・栗山 故郷で恒例行事 柵越え放ちパワー健在 プロ23年目「悲観することなくどんどん前向きに」

 子どもたちの前で打撃を披露する栗山
 野球教室を開催した栗山。後方は岡田(主催者提供)
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 西武・栗山巧外野手にとって毎オフの恒例行事になっている冠大会「第12回栗山巧杯少年野球大会」(後援・神戸新聞社)の6年生の部決勝と野球教室が10日、兵庫県三木市の三木防災公園野球場で行われた。

 栗山は午前中に行われた決勝を観戦。枝吉パワーズAが花谷Aを4-0で下し優勝した。表彰式ではプレゼンターを務めた。

 表彰式の後には、チームメートの岡田雅利捕手らと野球教室を開催。ウオーミングアップ後にキャッチボールのポイントを教え、内野ノック、打撃個別指導をした。最後に栗山がトス打撃を実演。両翼100メートルの球場で柵越えを放ち、子どもたちから歓声があがった。

 故郷でのイベントを終えた栗山は「毎年の話になるけど、子どもたちの元気な姿を見て、しかも上手だからこっちもワクワクして、貴重な時間になった。小さい子から僕らまで楽しめていい競技。また来年、僕も頑張ろうという気持ちになれた」と英気を養った。

 プロ22年目の今季は77試合に出場し、157打数34安打、7本塁打19打点、打率・217。2006年以来17年ぶりに200打席を割った。「ずっと高い数字を出せる人間ばかりじゃないから、こういうケースもある。いいところもあった。反省するところはしっかり反省して、悲観することなくどんどん前向きにやっていけたら」と前を向いた。

 9月に40歳となったが、体力的な変化は「ないっす、ないっす」と衰えることはない。

 プロ23年目となる来季に向け「その時々で力が発揮できるように。ファンの皆さんに喜んでもらえる打撃ができたら。そこなんですよ。いいところもあるから、そういうところをしっかり伸ばしていけるようにしたい」と持ち前の勝負強さでチームに貢献する覚悟を語った。

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