ヤクルト・並木秀尊が600万アップの1500万円で契約更改 来季の目標は「盗塁王」

 ヤクルト・並木秀尊外野手が20日、都内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、600万円アップの1500万円でサインした。(金額は推定)

 プロ3年目の今季は正中堅手の塩見のコンディション不良なども重なり、自己最多の82試合に出場。自慢の快足を飛ばし、盗塁数はセ・リーグ3位の15個を記録した。打撃でもプロ初本塁打を記録するなど、飛躍の年となった。

 来季の目標を「盗塁王」と掲げた並木。「今シーズン(の盗塁数)は自分自身の中では少ないと感じている。絶対になるという気持ちをもって、最低30を目標にやっていきたい」と話した。

 数を重ねるためにはレギュラー奪取が必至だが、外野の定位置には塩見、サンタナ、楽天から入団が決まった西川などライバルは多い。「同じ土俵では劣っている部分が多い。自分にしかできないバントであったりとか、役割を果たせるようになりたい」と闘志を燃やした。

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