西武・山川 FA権行使へ「ご理解いただけたら幸いです」 他球団の考えを聞いた上で残留か移籍の判断
西武の山川穂高内野手(31)が14日、今季取得した国内FA権を行使することを、球団を通じて発表した。今季、知人女性との交友関係を巡るトラブルの影響で球界を揺るがした中、球団を通じて「これからの野球人生に対して、重い責任を持ち続けることの覚悟であることを、どうか少しでもご理解いただけたら幸いです」などと、行使の理由について説明した。
不祥事に伴い今季17試合の出場にとどまった山川は、10月のみやざき・フェニックスリーグで約5カ月ぶりに実戦復帰。帰京後家族を含めて熟考する考えを示していた。
申請期限最終日も姿を現さず、代理人を通じて書類を提出。山川は「ライオンズに居続けることがファン、球団に対する感謝、謝罪の形、誠意であると考えています」とした上で「これまで聞くことがなかった声をお聞かせいただくことで、自分自身を戒めることとなるのではないかとも考えました」と説明した。今後は他球団の考えを聞いた上で残留、移籍の判断をする方針だ。
この決断を受け、西武・飯田球団本部長は埼玉県所沢市内の球団施設で取材に対応。「FAは選手の権利だから。本人がこれまでにいろんなことを考えた末の判断だと受け止めている」と説明した。西武はこれまで単年契約を提示して残留を要請しており、条件を変える考えはない。今後の対応については「話し合いはその機会があればしていきます」と話した。
3度の本塁打王に輝き、3月のWBCでも世界一に貢献した右の大砲を巡っては、ソフトバンクが獲得に乗り出す方向だ。
◆山川 穂高(やまかわ・ほたか)1991年11月23日生まれ、31歳。沖縄県出身。176センチ、103キロ。右投げ右打ち。内野手。今季推定年俸2億7000万円。中部商から富士大を経て、2013年度ドラフト2位で西武入団。本塁打王(18~19、22年)、打点王(22年)、最優秀選手(18年)、ベストナイン(18~19、22年)。17年アジアプロ野球チャンピオンシップと23年WBCで日本代表として金メダル。





