日本ハム 田中正義の新フォークは“ジャイロフォーク”「スピードも落差も両方ほしい」空振り奪えるウイニングショットに

 キャッチボールをする田中正
 キャッチボールをする田中正
 ベンチから練習を見つめる新庄監督
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 「日本ハム秋季キャンプ」(9日、エスコンフィールド)

 田中正義投手(29)がブルペンに入り約30球の投球練習。これまでのフォークとは握りを変えたフォークを試投し「いい方向に行っていると思います」と話した。

 来季に向けて「空振りがとれるボールがほしい」と進化を誓う。これまでも武器としていたフォークから「スピードも落差も両方ほしい」とレベルアップを目指して、たどり着いたのが新フォーク。「ジャイロ(回転)になるように。しっかり落差を出せるようにっていう感じですね」と明かした。

 現段階で「落差は出ているので」と手応えを感じている。今後は「真っ直ぐと腕の振りが違うと意味ないので。真っ直ぐの軌道に合わせながらという感じです」と実戦で使える武器になることを目指して調整していく。

 ソフトバンクから移籍した今季は4月末から抑えに定着してフル回転。プロ初勝利に、プロ初セーブを含む25セーブを挙げた。来季に向けて「優勝争いをしたいと思っていますし、しっかりゼロで抑えてチームの勝ちに貢献したいと思います」。新たなウイニングショットを身につけて、クローザーとして君臨する。

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