ヤクルト・村上にアクシデント 秋季練習でリハビリ組に合流 高津監督「下半身の状態があまり良くない」

 来季に向けて小休止だ。ヤクルト・村上宗隆内野手(23)が14日から秋季練習を外れ、リハビリ組に合流した。高津臣吾監督(54)は「下半身の状態があまり良くない。トレーニングを継続しながら患部の治療に当たってくれと声をかけた」と説明した。

 今季は打率・256、31本塁打、84打点。三冠王を獲得した昨季からは成績を落としたが、本塁打はリーグ2位と意地を見せた。9月ごろから痛みはあったが、「試合には出られます」と無理をおして出場。シーズンは最後まで走り抜けたが、オフに入っても痛みが引かないということでリハビリ組合流に至った。

 村上の患部は「休めば休んだだけ痛みが取れる」、深刻な状態ではないと高津監督は説明。村上は全日程を終えて「今シーズンがあったから良いシーズンが送れたといえるオフにしたい」と話した。万全な状態で来期を迎えるために、今は我慢の時だ。

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