楽天・森井球団社長 後任監督は内部、外部とも候補「今週勝負」 石井監督のSD就任は「経営層に近い形で入ってもらう」

 楽天は12日、石井一久監督(50)が契約満了に伴い、今季限りで退任することになったと発表。併せて来季から、取締役シニアディレクター(SD)に就任することも発表された。

 石井前監督の会見後、取材に応じた森井誠之球団社長(49)は「今まで5年間礎を作っていただいた、石井さんにアドバイスをもらいたい」とSD就任を要請した経緯を説明。今年7月に就任したばかりで編成トップも務める森井社長としては「国内外でのコネクションがあるので相談したい。経営層に近い形で入ってもらう」と石井SDに幅広く、助言を求めていく方向だ。

 また後任監督を含めた、新体制についても言及。コーチ陣からの内部昇格、また外部に候補がいるとし、「時間がないので、今週勝負。整ったところでご案内したい」と語った。

 石井前監督は「契約期間の中でチームビジョンを明確にできなかった」と退任理由を説明。球団からのSD打診に「編成や契約ではなく、チーム全体を見て、社長にしっかりとアドバイスや助言をしたい。もう一度チームのみんなで、仙台で日本シリーズをやることを念頭にやっていきたい」と話していた。

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