ロッテ・吉井監督 オリックスM2に「そんなの関係ないです」 目の前への胴上げ阻止へ

 6回、空振り三振に倒れベンチに戻るポランコ(中央左は吉井監督)=撮影・山口登
 6回、吉井監督(右から2人目)はマウンドに行き小島に降板を告げる(撮影・山口登)
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 「オリックス・バファローズ3-2千葉ロッテマリーンズ」(19日、京セラドーム大阪)

 ロッテは、1-3の九回、安田のソロで1点差に詰め寄ったが、逆転には及ばなかった。オリックスの優勝マジックは2となったが、吉井監督は「そんなの関係ないです」と話した。

 0-2の三回、2死一塁から藤岡が右翼線への適時二塁打を放ち1点を返した。その後は八回まで得点を奪えない苦しい時間が続いたが、1-3の九回1死だった。今季3度のサヨナラを決めている安田がアーチを描いた。

 カウント2-1からオリックスの守護神・平野の148キロ直球を左中間スタンドへ運んだ。7月16日・楽天戦以来の8号ソロ。「久しぶりのホームランだった。ちょっとずつ感触も良くなっている」と振り返った。

 後続は凡打に打ち取られ敗戦となったが、勝負強い男が、直接対決をただでは終わらせなかった。「ひとつひとつ勝っていければ」。目の前への胴上げ阻止へ、力を込めた。

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