関西六大学 大院大が2試合連続のノーヒットノーラン負けの悲劇 前田監督代行「どうにもできなかった」

 「関西六大学野球、大商大13-0大院大」(16日、わかさスタジアム京都)

 大院大が13日の神院大戦に続き、2試合連続でノーヒットノーランを食らった。

 相手先発は今秋ドラフト候補の上田。チームは直球に狙いを絞り、試合に挑んだ。しかし、右腕のノビのある直球に手を焼いた。安打生の打球が外野手の正面に飛ぶ、運のなさもあった。

 1人の走者も出せず、完全試合ペースで迎えた九回1死。代打の杉田翔太郎外野手(4年・敦賀気比)が9球粘り、四球をもぎ取り、完全試合は阻止。その後、失策で1死一、三塁の好機をつくるも、最後の打者は二併殺打に抑えられ、ノーヒットノーランを許した。

 前田拓也監督代行(33)は「対策は練っていた。序盤はひっついていけたが、そこからがどうにもできなかった」と悔し顔。前代未聞の2試合連続ノーノーを食らう結果となったが「責任は僕が負えば良い。悔しさを持ちながら。今からできることをしっかり映像を見ながらできることをして、最善を尽くしたい」と前を向いた。

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