楽天 逆転CSへ執念の白星 九回に岡島が決勝の2点二塁打

 9回、岡島の勝ち越し適時二塁打で生還した浅村(3)と山崎(34)とタッチを交わす石井監督(右)=撮影・開出牧
 9回、代打・田村を三振に仕留めた松井裕(右)はほっとした表情を浮かべ太田と抱き合う(撮影・開出牧)
 ZOZOマリンスタジアム最終戦を白星で飾り、ライトスタンドに一礼する石井監督(手前)ら楽天ナイン(撮影・開出牧)
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 「千葉ロッテマリーンズ3-5東北楽天ゴールデンイーグルス」(13日、ZOZOマリンスタジアム)

 楽天は九回に勝ち越ししびれる熱戦を制した。

 ベテランが試合を決めた。同点の九回、ロッテ・益田から無死満塁のチャンスを作ると、岡島が中越えの勝ち越し2点適時二塁打。直前に失策絡みで同点を許す嫌な流れを振り払った。

 懸命にバトンをつないでいた。先発の藤井は3回2/3を1失点。四回途中ピンチで登板した内は、前夜決勝弾の荻野を抑え、追加点を与えなかった。

 六、七回とゼロで抑える中、八回にセットアッパーの渡辺翔が自らの失策で、一時同点とされたが、打線に助けられた。最後は守護神・松井裕が抑え、逃げ切った。

 前夜は痛い逆転負け。この日も八回に同点とされるなど、苦しいゲームだったが、大きな1勝をもぎ取った。

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