プロ初先発のロッテ・中森 悔し逆転被弾 5回4失点KO「抑えたい場面で打たれた」
「千葉ロッテマリーンズ5-9福岡ソフトバンクホークス」(23日、ZOZOマリンスタジアム)
逆転弾を浴び、悔しそうに膝に手をついた。高卒3年目のロッテ・中森俊介投手(21)がプロ初先発に臨み、5回を74球5安打4失点でKO。「打者1巡目までは本来のピッチングができていたが、2巡目に入ってからは球質が変わってしまった」と反省した。
三回までは無失点に抑えたが、1-0の四回につかまった。安打と四球で2死二、三塁とされ、中村晃に逆転3ランを被弾。「抑えたい場面で四球を出したり長打を打たれてしまった」。無念の降板となった。
ただ、吉井監督は「課題はたくさんある」としながらも「1回抹消するが10日明けたらどこかでまた」とチャンスを与える考えだ。首位・オリックスとのゲーム差は今季最大の8・5と開いたが、このまま終わるわけにはいかない。