元ソフトバンク・サファテ氏が始球式 引退セレモニーも実施され、家族からの花束に涙

 「福岡ソフトバンクホークス-埼玉西武ライオンズ」(19日、ペイペイドーム)

 ソフトバンクなどで活躍し、21年に現役引退を表明したデニス・サファテ氏がセレモニアルピッチを行った。

 ソフトバンクの球団創設85周年とドーム開業30周年を記念した「ダブルアニバーサリーデー」のゲストとして来日。現役当時の登場曲が球場に響く中、さっそうとマウンドに上がった。捕手役はかつてバッテリーを組んだ鶴岡慎也氏が務めた。

 注目の1球をスタジアムDJの合図の前に投げ、しかもまさかの暴投となったが、仕切り直しの2球目は鶴岡氏の構えたミットに突き刺さる剛速球で客席を沸かせた。

 その後は引退セレモニーも実施され、柳田悠岐外野手と長谷川勇也コーチから花束が贈られた。さらに家族も登場して花束が贈呈されると涙ぐむシーンも見られた。

 サファテ氏は「ファンの皆さんの前で感謝の言葉を伝える機会も作っていただき感謝しています。花束を持ってきた娘たちの姿を見たら涙が出てきた。うれしさも寂しさも、終わったんだという気持ちも。いろんな感情だった」と振り返った。

 また、投球については「ショートゴロで打ちとれるくらいの球だったね。でも、気持ちでは151キロだったけど、実際は122キロだったね。だからみんな花を持って出てきたんだ。もし151キロならば花を片付けてユニフォームを持ってきたと思うよ」とジョークを飛ばして笑顔になっていた。

 サファテ氏は広島、西武を経て14年にソフトバンクに加入。守護神として君臨し、移籍1年目から4年連続で30セーブ以上をマークし、15年からは3年連続でセーブ王に輝いた。17年には歴代最多の54セーブ記録。同年はシーズンMVP、日本シリーズMVP、外国人選手初の正力松太郎賞を受賞するなどタイトルを総なめした。「キング・オブ・クローザー」とも称された。

 だが、18年シーズン序盤に股関節の異変を訴え離脱。手術を受けて復帰を目指したものの、本来の投球を取り戻すことができなかった。19年以降、公式戦登板はなし。20年には2度目の手術。21年は米国に滞在したままリハビリを続けたものの、復帰に至らず現役引退を表明していた。

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