DeNA・バウアーの激投にファン大興奮!「泣けてくる」「ごめんよバウアー」延長戦も続投→サヨナラ危機しのぐ
「広島東洋カープ0-0横浜DeNAベイスターズ」(3日、マツダスタジアム)
DeNAのトレバー・バウアー投手が延長十回もマウンドに上がった。すでに球数は110球に到達していたが、気迫を前面に出して10個目のゼロをスコアボードに刻んだ。
広島の先発・床田と壮絶な投げ合いを展開したバウアー。互いに譲らず両先発が9回を無失点のまま延長戦へと突入した。
先に広島・床田はマウンドを譲ったが、バウアーは延長十回の攻撃が終わると、ベンチでグラブを強くたたきつけてマウンドへ。1死から安打を許し、2死二塁と一打サヨナラのピンチを招いたところで斎藤投手コーチがマウンドへ。坂倉を敬遠して田中広との勝負に挑み、左飛に打ち取った。鬼気迫る表情で広島打線を抑えむと、左翼席のファンに向かって人さし指を突き立てた。
この姿にファンは大興奮。「X」(旧ツイッター)では「バウアー」がトレンド入り。「バウアーの姿に泣けてくる」「まだバウアー投げるんかい」「ごめんよバウアー」など心を打たれたファンの声が相次いだ。
バウアーは10回無失点、123球の熱投で降板。来日初の1試合無失点投球を壮絶すぎる熱投で達成したが、打線の援護なく、自身は白星を手にすることができなかった。ただチームは引き分けに持ち込み、Aクラスを死守した。