日本プロ野球選手会臨時大会 ピッチクロックは「今の時点ではなんとも言えない。様子を見ます」
日本プロ野球選手会は19日、名古屋市内のホテルで臨時大会を開き、選手の肖像権やフリーエージェント(FA)権の取得年数短縮、ピッチクロック導入検討についてなど、中長期に及ぶ議題の確認、話し合いを行った。
肖像権については現状、球団が一括管理。球団や選手契約によって対応が違う。選手会の会沢翼会長(広島)は「先輩方が築き上げてきてくれたように、未来の野球界のために何をやるべきか話し合った」と説明。時代に沿った対応としてSNSの積極活用など、新しい可能性を追求していくことを確認した。
10日のオーナー会議では、投球間に時間制限を設ける米大リーグの新ルール「ピッチクロック」について、導入の検討開始を決定。この日も各選手で意見交換されたが、同会長は「今の時点ではなんとも言えない。様子を見ます」と説明した。