ロッテ・佐々木朗希まさかの初被弾に「えーっ!」と苦笑い 6回今季ワースト4失点 牧に3安打 宮崎に2ラン許す 陽動作戦にやられた?
「DeNA-ロッテ」(18日、横浜スタジアム)
ロッテの先発・佐々木朗希投手が6回96球を6安打4失点。六回に3失点を喫した。今季初の本塁打も被弾した。
同点の六回。先頭・関根に、初球の158キロの直球を中前に運ばれ、無死一塁。楠本、佐野はそれぞれ160キロ、161キロの直球で三振に斬って取ったが、ここから、DeNA打線に捕まった。既にこの日、同点の適時打を含む2安打を浴びた牧に、初球の144キロのフォークを捉えられ左中間を破る適時三塁打。勝ち越しを許した。
さらに2死三塁とピンチは続き、宮崎の打席だった。またしても初球。159キロの直球を右翼ポール際に運ばれ、今季初被弾。その瞬間、思わず「えーっ」と言葉を発して苦笑い。狭い敵地で、風にも乗った一発に首を横に振った。今季ワーストの4失点。ベンチに戻り、汗をぬぐった。
試合前、球団が募集した牧の「そっくりさん」が集合。球団、ファンが一丸となって佐々木朗へ陽動作戦を仕掛けられていたが、相手の勢いに飲み込まれてしまった。
落胆の佐々木朗は「先制してもらいましたが、逆転されてしまい申し訳ないです」とコメントした。