2023.06.05

ロッテ・山口が逆転３ラン「迷惑をかけていたので必死に打った」

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　「阪神－ロッテ」（５日、甲子園球場）

　大きな大きな一発だった。ロッテ・山口航輝外野手が、逆転３ランを放った。

　チャンスは逃さない。４－６の七回。先頭・友杉が投手内野安打で出塁し、中村奨は四球を選び、１死一、二塁。山口が打席へ入った。カウント１－２と追い込まれてから、ファウルで３球粘り、７球目。１５０キロの真ん中低めの直球を強振した。打球はぐんぐんと飛距離を伸ばし、左中間スタンドへ飛び込む３号の逆転３ランに。一発で勝負をひっくり返し、「迷惑をかけていたので、なんとかしたいと思い必死に打った」と振り返った。

　山口は２－３の五回２死満塁にも、逆転の、右前２点適時打を放っており「なんとかランナーを返そうと食らい付いた」と話していた。