日本ハム・野村“同窓会対決”制す 花咲徳栄同級生から復調6号3ラン「意識しあってやっていました」

 「巨人3-10日本ハム」(4日、東京ドーム)

 悩める主砲が、因縁の対決で大きなアーチをかけた。三回、日本ハム・野村佑希内野手(22)が松井から放った一打は、左翼フェンスを越える5月10日以来の6号3ラン。花咲徳栄の同級生からの一発を「1本しっかり打てたのでよかった」と振り返った。

 高校時代は野村がエースで4番。松井は5番手投手だった。「球速を競い合ったり、意識しあってやっていました」と当時を思い起こす。そして「1軍の舞台で対戦できてうれしく思うし、高校の(控えの)ポジションから(プロに)上がってきているのもすごいと思います」と話した。

 同級生との再会は絶不調の時に巡ってきた。直近6試合で19打数2安打。打順は4番から6番へ下がり、前日はスタメン落ち。代打で出場し九、十回には好機で三振していた。

 新庄監督は「自分で気にしているほど、世間はそんなキミのこと気にしてないよ。考えすぎじゃない?笑っていこうよ」とアドバイス。野村は「打撃練習から笑え、と。指示通り、気を楽にしていきました」と言う。

 笑顔で臨んだ“同窓会対決”。「他の投手より意識する部分はあるとは思いますし、1本出たのでいいきっかけにしていければ」。復調への足がかりにする思いだ。

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