ロッテ・広畑がプロ初勝利 “師匠”阪神・青柳の特訓効果で2度のピンチ乗り切った!
「楽天4-6ロッテ」(21日、楽天モバイルパーク)
急きょのブルペンデーを支えたロッテ・広畑敦也投手に、吉井監督からウイニングボールが手渡された。「チームが勝ったことと自分が勝ったことを合わせて喜びたい」。二回から登板し、3回3安打1失点と力投。プロ初勝利を挙げた。
予告先発・森の登板回避で、突然のブルペンデーに。二回は1死満塁のピンチを最少失点で切り抜け、四回も2死三塁で安田を空振り三振に仕留めた。
ピンチを乗り越えられたのは、昨オフに弟子入りした阪神・青柳との「足を着いてから投げる」特訓があったからだ。「(二回の)反省を踏まえて足を着いてから投げようって思うことができた」。フォームを安定させ、制球力も取り戻した。
チームは5連勝で単独首位をキープ。「勝ちにつながるブルペン。しっかり食い込んでいけるように」と右腕。強力なブルペン陣の一角となる。
◆広畑 敦也(ひろはた・あつや)1997年12月3日生まれ、25歳。岡山県出身。175センチ、83キロ。右投げ右打ち。投手。玉野光南から帝京大、三菱自動車倉敷オーシャンズを経て21年度ドラフト3位でロッテ入団。プロ初登板は22年3月31日・ソフトバンク戦(中継ぎ)。コーヒー好き。コーヒースペシャリストの資格も取得。