「マイナビオールスターゲーム２０２３」（７月１９日・バンテリンドームナゴヤ、同２０日・マツダスタジアム）の要項発表記者会見が１８日、都内のホテルで開催された。

　会見にはゲストとしてセ・リーグ監督を務めるヤクルト・高津臣吾監督（５４）、パ・リーグ監督を務めるオリックス・中嶋聡監督（５４）が出席。トークショーを行った。

　同日の午後２時からネット投票が始まったが、阪神ファンの間で「村上」の名前がないことが話題になっている。ファン投票では郵送、ネット投票とも、ポジションごとに選手をノミネート。投手部門では各球団、先発３人、中継ぎと抑えが１人ずつが投票用紙に書かれているが、阪神の先発は西勇、青柳、才木の３人だった。

　村上は３１イニング連続無失点のセ・リーグタイ記録をマーク。中継ぎとして開幕１軍メンバーに名を連ね、４月１２日の巨人戦で２年ぶりとなる１軍先発マウンドに立った。その試合で７回パーフェクトの快投を見せ、続く同２２日・中日戦では無四球完封でプロ初勝利をマークした。

　以降も快進撃は止まることなく、５月９日のヤクルト戦で七回にサンタナにソロ本塁打を被弾するまで、３１イニング連続無失点の快投。６試合に登板し３勝１敗、防御率１・２２の成績を残している。

　マークシート形式の公式投票用紙ではノミネート選手以外の投票も可能だが、球団名、守備位置、背番号をマークする必要があり、例年はノミネート選手が上位に来る傾向が強い。ファン投票は６月２８日に最終結果が発表される。中間発表は土日を除く毎日行われる。また、監督選抜を含む最終メンバーは７月５日に発表される。

　公式投票用紙、郵便はがきによる投票は、１９日から全国の書店などに設置される。