6回7失点で初黒星のDeNA・バウアーが冷静分析 炎上の3つの要因 日本野球への敬意も「違う野球。学ばないと」

 2回、バウアーは岡本和(左)に同点本塁打を打たれる=HARD OFF ECOスタジアム新潟(撮影・佐藤厚)
 2回、門脇(下)の一塁へのゴロでベースカバーに入るバウアー(判定はセーフ)=HARD OFF ECOスタジアム新潟(撮影・佐藤厚)
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 「DeNA2-9巨人」(9日、ハードオフエコスタジアム新潟)

 首位DeNAは、最下位危機の巨人に大敗を喫した。2度目の先発となったサイ・ヤング賞右腕、バウアーがまさかの3被弾。6回11安打7失点でKOされ、初黒星を喫した。

 試合後、バウアーは「なかなかよかったとは言えない結果だったと思います。3つあると思うんですけど、球種の選択ミス、ボールの精度、最後に向こうのゲームプランが勝ったんじゃないかなと。その3つが合わさると、なかなかいい結果にはならない」と、冷静に振り返った。

 地方球場の影響については「それは関係ないんじゃないかなと思います。寒さは全然感じませんでした。むしろ体の状態はいいと思ってましたし、ボールのスピードや動きもよかったんじゃないかなと思いますが、球種の選択、制球が悪かったなと思います」と否定。巨人打線については「いい打線だなと。パワーもありますし。今日はなかなか自分のいいボールが投げられなかったと思うので、そういう意味では本当のところの印象を言うのは難しいと思うんですけど、いい打線かなと思います」と語った。

 巨人打線の対策については「気付くのが遅すぎたが、11本のヒットのうち、変化球がほとんどで、真っすぐをまぜる必要があった」と振り返り「アメリカで投げていたスタイルを続けている感じだが、違うリーグ、違う野球があると思うので、自分も学ばないといけないとすごく感じる。日本においてはバッターのことを自分として知らない部分が多いので、まだまだ学ぶ必要があるなと思った。アメリカではこう攻めればいいというのがあるが、日本人選手に対しても、これからもっと知って、何が有効なのか、学んでいかないといけない」と、日本野球への敬意とともに対策の必要性を口にした。

 早い段階での降板もよぎる投球だったが、それでも6回を投げきった。「いつも試合全て投げるつもりでマウンドに上がっている。それは責任だと感じて居る。あの場面は、まだいけると伝えてはいたが、今日はここまでにしておこうという判断だった。最終的に判断するのは監督、コーチなので、そこは仕方ない」と、述べた。

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