ロッテ・佐々木朗希 お立ち台で控えめにお願い「僕は朗希のほうが」ファンの“佐々木コール”に反応

 今季初勝利を挙げバックネットに設置された看板「ROHKi」を指さし笑みを浮かべる佐々木朗(撮影・開出牧)
 今季初勝利を挙げガッツポーズを決める佐々木朗(左)。右は打の殊勲・中村奨(撮影・開出牧)
 試合後、ベンチ前でスタンドの祝福に帽子を取って応える佐々木朗(撮影・開出牧)
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 「ロッテ6-1日本ハム」(6日、ZOZOマリンスタジアム)

 侍ジャパン投手陣の一角を担い、世界一奪還に貢献したロッテ・佐々木朗希投手(21)が今季初先発初勝利。6回80球を1安打無失点、11奪三振と圧巻の投球を披露した。最速は164キロを計測した。

 初回に万波に中前打を打たれたが、許した走者はこのひとりだけ。清宮を2打席連続3球三振に仕留めるなど、圧巻の投球を披露した。

 WBCで優勝に貢献し、実戦での調整登板はせずこの日に備えた。「試合で投げてなかったので、調子は分からなかったけど、手探りのなかでいいピッチングができたかなと思います。初回ランナーでて、自分のペースで投げられたかなと」と、うなずいた。

 声出し応援が解禁となり、本拠地の大声援に送り出されてマウンドに上がった。熱狂的なファンから毎イニング“佐々木コール”を浴び、「佐々木コールあって誰のことかと思ったけど、自分のことだなと。ありがとうございます」と感謝したが、控えめにお願いも。「どっちでもいいですけど…。僕は朗希のほうが呼ばれ慣れています」と、ファンを笑わせた。

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