ロッテ・松川「常に冷静に、常に準備」佐々木朗の相棒 2年連続高卒新人開幕マスクへ

 ロッテの松川虎生捕手(19)が29日、デイリースポーツのインタビューに応じ、プロ2年目で迎える新シーズンへの意気込みを語った。昨季は史上3人目となる高卒新人開幕スタメンマスクをかぶり、佐々木朗の完全試合にも貢献。「いつでもしっかり客観的に自分を見られるか、冷静になってやっていけるかが大事」と19歳の若さに似合わぬ、どっしりとした風格で、今季も飛躍の1年とする。

  ◇  ◇

 -開幕までに上げていくところは。

 「守備に関して、終盤の1点はすごく大事になってくる。どれだけ先頭バッターが大事かを考えながら詰めていきたい。ピッチャーともコミュニケーションを取りながら、何が投げたいのか考えていければ」

 -練習ではどういう取り組みを。

 「反応っていうところもすごく大事。グローブをしっかり速く下に、地面につけるというか、そういう部分を意識してやっていますし、あとは足の内側に力を入れて、しっかりショートバウンドに入っていくというのを意識してやっています」

 -捕手として大事だと思うことは。

 「常にキャッチャーとして冷静に、常に準備をしながらやることが大事。その回の先頭だったり、どういう形でカウントをとるのかを冷静に考えながらやっていければ、リズムに乗りながら試合を運べる。ピッチャーの何がいいのかを試合で考えながらやっていければ、勝ちにつながるんじゃないかなと」

 -昨季は完全試合にも貢献。大人びた印象をもたれているが、プレッシャーは。

 「特に何も感じていない。自分のやることをやるだけ。しっかりキャッチャーとしてやることが大事だと思うので。いつでもしっかり客観的に自分を見られるか、冷静になってやっていけるかが大事だと思います」

 -2年連続高卒新人開幕マスクを狙える立場だが。

 「まだまだだと思いますし、もっとアピールして結果を出さないと自分では残れないと思う。そこも危機感を持ちながらもっとレベルアップできるようにやっていければ」

 -開幕に向けて

 「いよいよシーズンが始まりますし、新たな気持ちでスタートを切れるようにしたい。自分のやるべきことを分かった中で、勝てるようにやっていければ。開幕したら勝つだけ。勝ちにこだわってやっていければと思います」

 ◆松川 虎生(まつかわ・こう)2003年10月20日生まれ、19歳。大阪府出身。178センチ、98キロ。右投げ右打ち。捕手。背番号2。市和歌山から21年度ドラフト1位入団。22年3月25日・楽天戦(楽天生命)で初出場初先発。高卒新人捕手の開幕スタメンは史上3人目だった。76試合で185打数32安打14打点。打率・173。

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