北陸 エースで4番の友広 不完全燃焼の春 夏へのリベンジ誓う「150キロ投げられるように」

 2回、2点適時三塁打を浴びる北陸・友広陸(撮影・伊藤笙子)
 6回、高知・門野結大(6)に適時打を浴び、唇をかむ北陸・友広陸(撮影・伊藤笙子)
 試合に敗れ、落胆する北陸ナイン(撮影・石井剣太郎)
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 「選抜高校野球・1回戦、高知4-1北陸」(18日、甲子園球場)

 北陸のエースで4番・友広陸投手(3年)が、夏のリベンジを誓った。「4番・投手」でスタメン出場し、6回を投げて5安打3失点で交代。打撃でも3打数無安打と結果を残せなかった。

 「応援があって、観客もたくさん入って、雰囲気が全然違っていて、思った通りにプレーできなかった。この経験を生かして、また夏の甲子園に戻ってきたい」

 粘り強い投球を見せていたが、踏ん張れなかった。1点リードの二回。2死一、二塁のピンチを背負うと、8番・辻井翔大投手(2年)に2点適時三塁打を浴びて逆転を許した。

 その後は五回まで、無失点に抑えたが、六回に2死二塁から門野結大内野手(3年)に左前へ適時打を浴びて、リードを2点に広げられた。

 34年ぶり2度目の出場もつかめなかった勝利。夏にリベンジを果たすために「球速アップが課題です。平均でも5、6キロ上げて、MAX150キロは投げられるようにトレーニングしたい」とさらなる成長を遂げて、甲子園に帰ってくる。

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