修徳の192cm右腕・篠崎国忠を巨人スカウト部長が視察「体があるしスピードも上がってくる」専大松戸相手に好投

 「練習試合・修徳8-11専大松戸」(7日、専大松戸グラウンド)

 修徳のプロ注目右腕・篠崎国忠投手(2年)が先発し、6回3安打無失点4奪三振と好投した。この日は専大松戸・平野とのプロ注目対決とだけあって、阪神や巨人、ヤクルトなど7球団14人のスカウトが視察。センバツ出場校を相手に凡打の山を築き、スカウト陣にアピールした。

 192センチの長身から投げ下ろす直球と変化球をうまく使って、初回からリズムに乗った。先頭打者を空振り三振に仕留めると2死から3番にこの回二つめの空振り三振。二回、三回、六回には走者を背負ったが、好守にも助けられ、一度も本塁を踏ませなかった。

 この冬は腕の使い方などフォームを改造し、現在もフォーム固め中。その中で好投を見せ、「段階的には結構いい感じ。ボールが中盤以降から浮き始めたのが課題。守備が結構勝負どころで取ってくれたので助かった。今日は結果がついてきただけ」と振り返った。

 この日は最速139キロを計測。巨人の水野スカウト部長は「楽しみに、まだまだこれからですからずっと追いかけていきたいなと思っています。体があるし、もっとスピードも上がってくると思う。期待しています」と評価した。

 篠崎本人も「高卒プロは第1志望」と宣言。「チームの勝ちにつながるようにできることをやって、結果がついてくればアピールにつながってくる」と話した。

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