日本ハム・江越 右手首に死球で絶叫 病院「行きたくない」2軍落ちを懸念

 ライブBPで日本ハムのポンセから死球を受け、苦もんの表情を浮かべる江越(右)=撮影・中島達哉
 新球場で初めて練習する日本ハムナイン(撮影・中島達哉)
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 まっさらなスタジアムに響いた絶叫が、その衝撃を物語っていた。日本ハムは1日、新球場エスコンフィールドで初めて練習。シート打撃に臨んだ江越大賀外野手(29)が、ポンセから右手首に死球を受けて悶(もん)絶した。

 江越は治療のためベンチ裏へ。新庄監督も後を追う。練習後の会見で新庄監督がその一幕を明かした。「あした病院に行ってもらいたいんだけど、『ヒビでも見つかったら2軍に落とされるから行きたくない』と。気持ちは伝わるけど…」と複雑な表情を見せた。

 チャンスの1年だ。江越はこの秋から新庄監督の下でスイングを改造。オープン戦2試合で6打数3安打3打点と結果を残し、手応えをつかんで春季キャンプを終えていた。

 新庄監督は「当たったのは右手首の(甲側の)骨の部分。握力は55あったので…」と無事を祈る心境。思わぬアクシデントに見舞われた江越は「大丈夫です」とだけ話して、新球場を後にした。

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