侍ジャパンVの経済効果は596億円超!6年ぶり開催、人気選手の参加も要因 関大宮本教授が試算

 ダルビッシュ(11)と村上(55)の対決を見つめる大勢の観客(撮影・吉澤敬太)
 早出で球場入りする佐々木朗(撮影・吉澤敬太)
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 「侍ジャパン強化合宿」(21日、宮崎)

 経済効果の研究で知られる関大の宮本勝浩名誉教授が、第5回WBCで侍ジャパンが優勝した場合の日本国内における経済効果を計算したところ、約596億4847万円となったと発表した。

 現在宮崎市内で行われている合宿には、この日も1万8356人が来場。合宿関係の売上額は、宮本教授の試算の結果、約13億3414万円と推定されるという。その他、日本が主催する強化試合、壮行試合関係の売上額、飲食店や雑誌、新聞などの売上額など、さまざまな売上額を計算していくと、優勝した場合の日本国内における経済効果総額は、約596億4847万円と推定される。

 前回2017年大会では、優勝想定時の経済効果は約343億4588万円だったが、残念ながら優勝はならず。宮本教授は「侍ジャパンのWBC優勝は、日本人に素晴らしい感動を与えてくれるであろう」とし、これだけの高額となった理由について「6年ぶりの開催で多くのファンが待ち望んだ大会であること」や「前回出場しなかったMLBの選手など、ファンが見たい実力のある人気選手が出場すること」、「インフレ、円安などで諸物価が上昇したこと」を挙げた。

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