侍・栗林 大勢&松井裕と守護神談義 合宿初ブルペンそろい踏みで「相乗効果」情報交換で結束

 「侍ジャパン強化合宿」(19日、宮崎)

 侍ジャパンの守護神候補・栗林良吏投手(26)が19日、代表合宿2度目のブルペン入り。同じく守護神候補の松井裕樹投手(27)、大勢投手(23)とのそろい踏みで、刺激を受けながら充実の29球を投げ込んだ。早くも“守護神談議”に花を咲かせたといい、「九回の男」たちが一丸となって鉄壁のリリーフ陣を形成する。

 虹がかかった朝8時半、栗林は球場に入った。この日は合宿2度目のブルペン入り。「緊張感にもある程度慣れてきました。キャッチャーが中村さんでしたし、できるだけたくさん捕ってもらった方がいいのかな」。“会話”を楽しむかのように投げた29球。好調の要因には、刺激し合える仲間がいた。

 キレのある直球を投げ込むと、すぐさまシフトチェンジ。カーブやフォークなど変化球を多めに投げ込んでいった。組んだ経験のない捕手との共同作業だからこそ、投球での自己紹介を入念に行い、「3人で投げた相乗効果があったのかな」と笑顔で振り返った。

 この日は同じ守護神候補の松井&大勢と初めてのブルペンそろい踏み。連日キャッチボールでもペアを組んでいる松井とは初日に続いて一緒に投球練習を行い、互いを高め合った。全員が自分のチームでも九回を任されているだけに、すぐさま始まった“守護神談議”。テーマは「準備」だった。

 「ブルペンの時に何球投げるかとか。大勢くんもブルペンで待っている間に『ストレッチしている』と言っていたので、そういう意味では発見ですね」。それぞれのルーティンを情報交換し、救援陣結束へ。「役職にこだわらずに、与えられた場所で結果を出せればいい」。一丸となってブルペンを支えていく。

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