侍ジャパン 抑えは大谷?ダル? 専門は大勢、栗林ら4人 栗山監督は「日替わり方程式」示唆

 北海道・栗山町で出陣式に参列した栗山監督
 北海道・栗山町で出陣式に参列した栗山監督
 北海道・栗山町で出陣式に参列した栗山監督
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 侍ジャパンの栗山英樹監督(61)が28日、自宅のある北海道・栗山町の栗山天満宮で優勝祈願式に参列し、まちの駅・栗夢プラザでは出陣式を開いた。

 栗山天満宮に150人、栗夢プラザには120人の町民が集まるなど、盛大な激励を受けた栗山監督は「この投手が投げてガッツポーズをするイメージは作りながら、神事に向かわせてもらいました。さあ、行くぞというね」と力を込めた。

 今回、メンバー構成で最も特徴的だったのは、WBC日本代表では過去最多となる15人で臨む投手陣。王貞治監督に率いられて優勝した2006年の第1回大会から、17年の第4回大会まで投手数は13人。登録選手が30人に増えた今回、増員分をそのまま投手補充にあてて15人となった。

 「イメージした」胴上げ投手について、栗山監督が名前を明かすことはなかった。15人のうち、所属チームでリリーフ専門は5人で今季、抑えを担うであろう選手の湯浅や、大勢、栗林、松井と4人。「2日連続で投げると、もう次の日は投げらんないとかいろんなことがある」「連投行きますよってところで、球数が増えて次の日投げられないこともある」など、ルール上の問題などを説明。

 「一応はこういう形でっていう風には探るけれども、多分、後ろの形っていうのは、流動的になっていくと思うんだよね」とし、「そのことも含めてとにかく調子の良い人にいってもらうしかない、調子がマウンドにあがって少しでもおかしければ、どんどん代えていくという作業はしなければいけない」と続けた。

 同時に大谷やダルビッシュ、山本ら先発候補が準決勝、決勝といった勝負どころで抑えに回る可能性についても「もちろん。最終的にどう決めるか分からないけどすべての可能性を、みんながこれってやるんですかというのは可能性としてゼロではない」と説明。合宿、大会を通じた調子を見極めながら、“日替わり方程式”で7試合を戦い抜く覚悟だ。

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