楽天・育成ドラ2古賀 携帯電話デビューで悪戦苦闘 「使い方よくわからない」
楽天の新人合同自主トレが10日、楽天モバイルパーク宮城で始まり、育成ドラフト2位ルーキー・古賀康誠投手(18)=下関国際=が毎年恒例の20メートルシャトルランで1位に輝いた。歴代4位の記録に「走る前から1位になるつもりでした」。高校時代に過酷な練習で培った自慢の体力を発揮した。
一方で最近になって携帯電話デビューを飾ったものの、悪戦苦闘していることを明かした。
高校時代は部の決まりで携帯電話が禁止。中学生の時も所持していなかった古賀は、ようやくのスマホデビュー。ただ「あんまり使い方がよくわからない」と困惑気味。現在は「辰見選手に聞いてます」と同じ育成ルーキーに寮でレクチャーを受けているという。
昨夏にはエースナンバーをつけ、甲子園準優勝に輝いた期待の左腕。「育成選手なので、いい印象を与えられるように頑張りたい」。まずは支配下を目指し、地道にアピールを続けていく。
◆古賀康誠(こが・こうせい)2004年9月3日生まれ、18歳。福岡県出身。181センチ、83キロ。左投げ左打ち。投手。山口・下関国際では21年センバツ出場。22年夏の甲子園準優勝。同年度育成ドラフト2位で楽天から指名され入団。直球は最速147キロ。