DeNAの新人全選手が入寮 伊勢神宮の神棚を持参したルーキーも
DeNAの新人選手10人が7日、そろって横須賀市内の青星寮に入寮。伊勢神宮の神棚を持ち込んだ選手や、笑顔の大吉男、家電が苦手なルーキーなど、個性あふれる門出となった。
まずはドラフト3位の林琢真内野手=駒大=が、笑顔でお披露目したのは驚きの品だった。中学時代にプレーした愛知瀬戸ボーイズの鈴木正秀監督から年末に贈られた伊勢神宮の神棚だ。サプライズで受け取ると、恩師からは「毎日お祈りをして練習に行け」と指令が出たという。これに林は「いい日になりますようにと。ケガをしないようにレベルアップできるように練習していきたい」と、神様と共に一流選手への道を歩む覚悟を示した。
さらにドラフト4位の森下瑠大投手=京都国際高=は、生粋の“大吉男”ぶりをアピール。年始には初めて京都の松尾大社に初詣に訪れ、大吉を引いたという。それでも「ほとんど毎年大吉が多いので、いつも通りかなと思います」と笑顔で振り返った。
この日の大トリで登場したのは、育成5位の草野陽斗投手=東日本国際大附昌平高=で、初めての寮生活を前に不安エピソードを明かし、報道陣の大爆笑を呼んだ。
高校は通いだったため、「今までは親にやってもらっていたものをこれからは自分がやらないといけない」と話した草野。中でも苦手なのは家電。“天敵”は洗濯機だという。「自分は機械系が苦手なので、いろいろな先輩方から洗濯機の使い方を学んでいきたい」とまじめに答えた。
また「空気清浄器を部屋に持ってきたんですけど、あんまり使い方がわからなくて。ほしいなと思って持ってきたので、部屋に帰ったら両親に聞いて、明日から自分で空気清浄器の掃除とかできるようにしたいと思います」と“珍意気込み”も語った。
新たな門出を迎えた10人の新人選手たち。8日から新人合同自主トレを迎え、プロとしての練習をスタートさせる。




