ロッテ・ポランコ獲得の背景 NPB経験に強み 佐々木朗から交流戦で2安打の実績も

 ロッテが今季巨人を退団したグレゴリー・ポランコ外野手(31)の獲得を27日、発表した。左の強打者獲得に至った背景に迫る。

 今季レアード、マーティンの中軸不振に苦しんだだけに、メジャー実績十分の大砲が加わり打撃に厚みが増すことは確実だ。NPBで1年間、出場し経験したことは大きい。近年はなかなかNPBでは新助っ人が即活躍には至っていないケースが多いだけに、NPB経験のあることは大きな強みとなる。

 今季をみるとパ・リーグでは新入団で規定打席に到達した助っ人は西武のオグレディのみ。軒並み、新入団助っ人は活躍できなかった。NPBのレベルの高さもあるのか、新助っ人が1年目から活躍できるかは未知数な部分がある。日本球界に慣れ、来日2年目は本領を発揮する可能性は十分にある。

 交流戦では6月3日、佐々木朗と対戦。二回に直球を見極め、最後はフォークを捉え右翼フェンス直撃の三塁打を放った実績もある。五回にも佐々木朗から変化球を捉え左翼超え適時打二塁打を放ち朗希から2安打とキラーぶりを発揮した。

 自身の打力も大きな戦力となるが、特にロッテは山口、安田、藤原ら長打を打てる伸びしろのある若手野手がいる。同じ左打者の安田、藤原はメジャー時代から練習量も豊富で真摯(しんし)に野球に向きあう姿勢は若手野手陣に大きなお手本になる。

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