巨人・山崎伊織 ほぼ倍増の2500万でサインも「力不足感じた」

 巨人の山崎伊織投手(24)が26日、都内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、1300万増の2500万円でサインした。年俸は約倍増となったが、「力不足を感じながら、目の前の試合を一生懸命投げていただけだった」と自己評価した右腕。来季の1人立ちを誓った。(金額は推定)

 右肘のトミージョン手術の影響で“実質1年目”となった今季はプロ初勝利をマークするなど、20試合で5勝5敗。手術明けで球数やイニング数も管理されていた中、最後まで故障などで離脱することなく、シーズンを戦い抜いた。

 今季、投手チーフコーチを務めた桑田真澄コーチは来季からファーム総監督の立場に変更となる。「今年すごい管理していただいていたので、来年は1人で投げないといけないと思う」と右腕。1人立ちを目指し、「桑田さんと来年会わないことが1軍で活躍できていることなので、来年1年間先発として勝てるように頑張りたいと思います」と話した。

 今オフはエース・菅野の自主トレに初めて参加する予定。「自分に足りないところを見ていただいていると思うので、いろいろ話を聞かせていただきながら、頑張りたいと思います」と語った。

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