オリックス 富山は減額制限いっぱいで育成契約 1050万円減

 オリックスの契約更改が15日、大阪市此花区の球団施設でスタートした。

 富山凌雅投手(25)は今季年俸4200万円から減額制限(25%減)いっぱいの1050万円減となる年俸3150万円で育成契約を結んだ。背番号は「128」に変更となる。

 左腕は10月17日に戦力外通告を受け、同20日にトミー・ジョン手術を行ったと発表されていた。昨季は51試合に登板も、今季は8試合の登板。今後はリハビリに励み、復帰時期は早くても来季のフェニックス・リーグになる見込みだ。

 中学、高校から肘の痛みはあった。しかし、手術に踏み切った決め手は「ブルペンに入って、腕がしびれて手に力が入らなくなった。そこで無理だと思って、手術を決めました」と明かした。

 昨季はリーグ優勝に貢献。ただ、今季はチームに貢献できず、日本一の輪にも加わることはできなかった。それでも、強い決意を口にした。

 「去年、活躍できなかった選手がいっぱい活躍して、戦力自体はめちゃくちゃ上がってるのかなと思う。僕も新しい肘になって、どれだけの球を投げられるかわからないですけど、それを試したい。今、野球ができる人たちには、思う存分野球をしていてくださいという感じですかね。復帰すれば、手加減しませんよ」。富山はすでに前を向いている。(金額は推定)

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