ロッテ“サンデー晋吾”小野コーチ沈痛「言葉がない」「偉大な方だった」村田氏死去に
サンデーの称号を受け継いだロッテ・小野晋吾投手コーチが11日、ZOZOマリンスタジアムでの秋季練習中、村田兆治氏の逝去を悼んだ。
小野コーチは開口一番「言葉がないという感じですね」と沈痛な表情で話した。
215勝を挙げた村田兆治氏はサンデー兆治として周知されたが、小野コーチも2000年に日曜日の連勝を伸ばしサンデー晋吾として称号を受け継いだこともあり「サンデー晋吾と呼ばれるようになって、なかなか自分としてはうれしい半面、偉大な方だったので、成績に見合うような、背番号を汚さないように現役時代はやっていました」としみじみと振り返った。
現役時代は背番号も29を受け継ぎ「ロッテの29番というのは、村田さんが長くつけられた背番号でありましたし、僕としても成績は及ばないまでも長くプレーはできるようにやっていた。そういう思いで必死でした」と振り返り、黙とうをささげていた。