報徳学園・堀柊那 二塁送球最速1秒81!目標はソフトバンク甲斐 強肩強打で将来性期待

 10月20日に今年のドラフト会議が終わり、各球団のスカウトは来秋へ向けて準備をスタートさせた。高校生のドラフト候補は豊作だ。今回は、センバツ出場が濃厚な注目選手を紹介する。早くも1位候補とされるのが、大阪桐蔭のエース・前田悠伍投手(2年)だ。最速151キロ右腕・専大松戸の平野大地投手(2年)も注目。報徳学園の堀柊那捕手(2年)は、強肩強打で将来性を期待される。

  ◇  ◇

 チームの中心で、打線の軸、扇の要を任されるのが来秋ドラフト候補で主将の報徳学園・堀だ。1年時から正捕手を務め、早くから期待されてきた1人。秋季近畿大会では攻守で躍動し、準優勝に大きく貢献した。

 NPBのスカウト陣からも高い評価を受けるのは強肩だ。二塁送球タイムは、最速で1秒81とプロ顔負けのタイムを計測する。「肩には結構自信があります。一番のアピールポイントでもあるので」と自信を持つ。

 目標とするのは、ソフトバンク・甲斐。動画を見て、スローイングの際の足の運び方などを参考にするなど、探求心も強い。まだまだ伸びしろを感じさせる、強肩強打で将来性豊かな逸材だ。

 ◆堀柊那(ほり・しゅうな)2005年7月16日生まれ。兵庫県神戸市出身。179センチ、76キロ。右投げ右打ち。捕手。小学3年時に西須磨シーホークスで野球を始め、鷹取中では兵庫夙川ボーイズに所属。報徳学園では1年夏からベンチ入り。50メートル走メートル6秒1。遠投100メートル

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