セCS進出争いは阪神と巨人に絞られる 広島が脱落 数字上は阪神有利で1日確定も

 セ・リーグのCS進出争いは3位・阪神と4位・巨人の2チームに絞られた。

 5位・広島が30日のヤクルト戦(マツダ)に敗れ、10月2日の今季最終戦・中日戦(マツダ)に勝っても、勝率で阪神を上回れないことが確定。4年連続Bクラスが決まった。

 数字の上では、自力CSの可能性がある阪神が有利だ。

 今季最終戦となる10月2日・ヤクルト戦(甲子園)に勝てば、69勝71敗3分けの勝率・493。巨人が10月1、2日のDeNA2連戦に連勝した場合、69勝71敗3分けの勝率・493で並ぶが、今季の直接対決で阪神が14勝10敗1分けと勝ち越しているため、リーグの規定により「3位・阪神、4位・巨人」が確定する。

 巨人はDeNA2連戦に連勝して阪神がヤクルト戦に引き分けか、負けの場合に逆転で3位となる。DeNA2連戦に1勝1分けでも、阪神がヤクルトに敗れれば、3位が決まる。

 巨人が負けた時点で阪神の3位が確定する状況のため、最短で1日に阪神のCS進出が決まる可能性もある。

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