巨人・原監督「やっぱりバント」 失敗した若林に苦言、残り3戦全勝なら自力CSも「明日が重要」

 「中日2-1巨人」(24日、バンテリンドーム)

 CS進出を目指す巨人が、最下位の中日に痛恨の敗戦。原監督は「やっぱりバントの部分はね。あの、そうですね、できなかったというのは大きかったですね」と、失敗した若林に苦言を呈した。

 振り返ったのは七回。無死一、二塁の好機でウォーカーの代打・若林が送りバントを失敗。塁を進めることができなかった。流れを失うと、続く大城は一直。相手の暴投で二、三塁となったが、代打・増田陸は空振り三振に倒れた。

 先発した戸郷は6回を6安打2失点(自責1)と粘ったが、原監督は「まあまあやっぱり1点、一発だけではね」と沈黙した打線にぼやき。5年連続の30号アーチを放った4番・岡本和については「今年はいろんな意味で、糧となるような状況というかね。そういうものはすごく悔しい思いもしているしね。今後の彼に期待をするということ」とした。

 この敗戦で、試合のなかった4位の阪神、広島とは1ゲーム差。激しいCS進出争いが続くが、巨人が残り3試合に全勝すれば、自力での突破が決まる。「まあまあ、それはずっとこのところね。3試合のことを考えるより、やっぱり明日のゲームが重要だと思います」と、あす25日・中日戦の必勝を誓った。

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