ヤクルト 村上は7試合31打席ノーアーチ 2位・DeNAに完敗 優勝Mは4のまま
「ヤクルト6-8DeNA」(23日、神宮球場)
ヤクルトは投手陣が打ち込まれて完敗。優勝マジックを4から減らせなかった。日本選手最多記録となる56号本塁打が期待されている村上宗隆内野手(22)は4打数無安打に終わり、自身7試合、31打席ノーアーチとなった。
村上はDeNA先発の左腕浜口の前に沈黙した。
二回無死の第1打席は145キロ直球に空振り三振。四回1死二塁での第2打席も141キロ直球を捉えきれずに二ゴロに倒れ、六回2死の第3打席も139キロの高め直球に詰まり、二ゴロに終わった。
九回の第4打席は2番手の中川から四球を選んだ。
打線全体も浜口を攻略できず、8回を4安打1点に抑え込まれた。7点を追った九回にオスナの左越え17号3ラン、内山壮の右越え3号2ランで2点差まで迫る意地をみせた。
先発の大西は2回1/3を6安打6失点でKO。初回に宮崎に先制3ランを浴び、三回には佐野にソロ、宮崎には2打席連続となる2ランを許した。
試合は四回裏終了後、五回表途中に降雨でともに12分間中断。八回裏途中にも22分間と計3度の降雨中断があり、終始雨が降り注ぐ中でのゲームとなった。