楽天・茂木が快音連発の3安打4打点 3カ月ぶり3連勝に貢献「終盤結果残せたら自信につながる」
「日本ハム2-8楽天」(17日、札幌ドーム)
快音を連発させた。楽天・茂木栄五郎内野手が2本適時打を含む3安打4打点と躍動。チーム3カ月ぶりの3連勝に貢献した。
いい場面でのヒットが目立った。まずは先制を許した直後の二回、1死二、三塁から中越えの2点適時二塁打を放ち、流れを引き戻した。
「1打席目でタイムリーが出て、少し楽な気持ちで立てた」と3点リードの七回には2死一、二塁から左中間を破る2点適時三塁打。だめ押しの得点をたたきだした。
最後の打席でホームランが出ればサイクル安打というところまできたが結果は三振。「狙ってました。全然違うところ振ってて恥ずかしい」と笑顔も見せた。
茂木は、なかなか安定した成績を残せない中で「打ち続けないと試合に出られない」と覚悟を持って臨んでいる。試合後、石井一久監督も「茂木は基本的にやってくれないといけない選手」と期待を込めた。
「終盤の試合で結果を残せたら自信につながると思うし、これからも打って試合に出られるようにしっかり準備していきたい」。チームの中核を担う選手としてこれからもプレーで引っ張っていく。