二松学舎大付の左腕エース辻が大阪桐蔭打線に挑む 高校野球 大会第11日目見どころ

 第104回全国高校野球選手権は16日、大会11日目を迎える。各試合の見どころを紹介する。

 【第1試合】下関国際(山口)-浜田(島根)

 下関国際の赤瀬健心外野手(3年)は、初戦で4打数4安打2打点の活躍。古賀康誠投手(3年)を筆頭に快速球を誇る投手陣の継投にも注目。対する浜田は初戦で主将の岡海善外野手(3年)がマルチ安打。2点適時打を放った高木和輝内野手(3年)とともに打線を引っ張る。

 【第2試合】九州学院(熊本)-国学院栃木(栃木)

 初戦で先発全員マルチ安打の19安打14得点と、打線が火をふいた九州学院。5打点の渡辺拓馬捕手(2年)ら好調な打線が試合をつくる。国学院栃木は2戦で8打数6安打5打点の長田悠也内野手(2年)に注目。現在7打数連続安打と、大会タイ記録まであと1と迫っている。優勝候補の一角・智弁和歌山を破り、波に乗る。

 【第3試合】敦賀気比(福井)-聖光学院(福島)

 敦賀気比のエース・上加世田頼希投手(3年)に注目。2回戦は完投直前まで迫りながら九回に無念の降板となった。次こそエースとしての責任を果たす。打線は打率5割の岡村颯樹内野手(3年)らが好調だ。2回戦で横浜を撃破した聖光学院。打線は11安打を放つなど状態を上げている。ともに2戦連続でマルチ安打を放っている、赤堀颯内野手(3年)と、高中一樹内野手(2年)の1、2番コンビに注目したい。

 【第4試合】二松学舎大付(東東京)-大阪桐蔭(大阪)

 2戦連続で先発し、14回1/33失点と好投を続ける、二松学舎大付のエース左腕・辻大雅投手(3年)が、大阪桐蔭打線にどこまで食らいつけるか。打線では社戦で4安打を放った3番・瀬谷大夢外野手(3年)に注目。初の夏8強を目指す。迎え撃つ大阪桐蔭は、2回戦で25安打19得点と打線が爆発。3番・松尾汐恩捕手(3年)は2本塁打を放ち、4番・丸山一喜内野手(3年)、5番・海老根優大外野手(3年)も打撃好調。春の王者が勢いを増すか。

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