新庄ビッグボス 松本剛の首位打者獲得アシスト 離脱中も規定打席「立たせてあげたい」
「ロッテ(台風接近中止)日本ハム」(13日、ZOZOマリンスタジアム)
日本ハム・新庄剛志ビッグボス(50)は13日、左膝骨折で離脱中の松本剛外野手(29)の首位打者獲得へ、規定打席到達をアシストする考えを明かした。
リーグトップの打率・355を記録する松本剛は7月19日・オリックス戦で自打球を左膝に当て、左膝蓋(しつがい)骨下極骨折と診断された。それでもボスは「来年狙えばいいという話じゃない。今年なんですよ」と松本剛の来季以降の飛躍へ、タイトル奪取の重要性を語っていた。
チームは残り38試合で、規定打席到達には109打席が必要となる。「骨がくっついた時点で4打数4三振でもいいから打席に立てと。結果を求めず、規定打席を立たせてあげたい気持ちがすごくある」と最大限のサポートをする考えだ。
その松本剛は14日のイースタン、DeNA戦(平塚)で実戦復帰予定。稲葉GMは「ある程度、状態が良ければ上(1軍)も考えている」とし、早ければ16日に1軍合流の見通しだ。当面はDHでの出場で打席数を伸ばすなど、チーム全体で初タイトルを後押しする。