楽天が4位転落 打線わずか2安打と沈黙 投手陣も粘れず

5回、ピンチを招き降板を告げられる楽天・弓削(右)=京セラドーム
7回楽天無死、浅村が左越えに本塁打を放つ=京セラドーム
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 「オリックス6-1楽天」(11日、京セラドーム大阪)

 楽天は、わずか2安打1得点と打線に元気がない中、投手陣も粘れず敗戦。1日で4位転落となった。

 石井一久監督は「フォアボールから崩れるピッチャーではないので、2安打だとなかなか厳しい」と表情を曇らせた。

 相手先発・宮城を攻略できなかった。序盤は走者を出すもチャンスを広げられず。中盤の四回から六回は打者9人で抑えられるなど、完璧に封じ込められた。

 結局、七回に浅村栄斗内野手のソロで1点を返すのがやっと。この3連戦は計4得点と打線の低調が続いている。

 一方、今季初先発となった弓削隼人投手は二回、頓宮に先制の2ランを被弾。四回には杉本にソロを浴びるなど、五回途中5失点と試合を作ることができなかった。

 「全体的にアバウトというか、投手有利のカウントからやられることがあった」と内容を振り返り「同じ失敗を繰り返しすぎ、いつ見ても弓削って感じだった」と苦言を呈した。

 前夜は土壇場から試合をひっくり返し、大きな1勝をつかんでいたが、その勢いには乗れず。依然、苦しい戦いは続く。

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