旭川大高、V大本命大阪桐蔭に仕掛けた“仁義なき戦い”初回から鳴り響いた曲に鼓舞され3点先制

 3回、大阪桐蔭・川原嗣貴(手前)から右越え2ランを放つ旭川大高・藤田大輝(撮影・伊藤笙子)
 1回、旭川大高・山保亮太の右犠飛で先制を許した大阪桐蔭・川原嗣貴(右)(撮影・伊藤笙子)
 3回、2ランを放つ旭川大高・藤田大輝(撮影・高部洋祐)
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 「全国高校野球選手権・1回戦、旭川大高-大阪桐蔭」(10日、甲子園球場)

 旭川大高が今春のセンバツ王者・大阪桐蔭を相手に序盤から大健闘をみせている。

 初回、旭川大高の応援席から鳴り響いたのは、「仁義なき戦い」のテーマ。闘争心を沸き立たせる旋律にのせ、1死満塁の好機を作ると、「5番・左翼」の山保亮太外野手(3年)がセンターへの犠飛を放ち、大阪桐蔭のエース右腕・川原嗣貴投手(3年)から幸先良く1点を先取した。

 三回、先頭の広川稜太内野手が四球で出塁。無死一塁とすると、藤田大輝内野手(3年)が大阪桐蔭先発・川原嗣貴投手の投じた2球目。高めに浮いた直球を捉えた。高々と舞い上がった打球は右翼席を越える2ランに。悠々とダイヤモンドを一周した藤田はベンチに戻ると、満面の笑みでナインと喜びを分かち合った。

 大阪桐蔭はエース・川原や2年生左腕・前田を中心に、大阪大会では計7試合でわずか1失点。2点以上を公式戦で失うのは今夏初だ。

 その裏に大阪桐蔭が2点を返し、試合は3回を終えて、3-2となっている。

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