天理の外野手も倒れ込むアクシデント この日2試合で3人目 朝から酷暑の甲子園
「全国高校野球選手権・1回戦、天理2-1山梨学院」(8日、甲子園球場)
天理の左翼・大城志琉外野手(3年)が九回の守備中に外野の芝生上に倒れ込むアクシデントがあった。2死一塁から山梨学院・岳原陵河外野手(2年)の左越え適時二塁打を処理した直後で、何らかのトラブルに見舞われたとみられる。右もも裏付近を押さえるしぐさもあった。
大会関係者やチームメート、山梨学院の三塁コーチも駆け寄ったが、自力で起き上がり守備に就いた。
屈伸を数度繰り返した後、程なく試合は再開。天理は最後の打者を二ゴロに打ち取り初戦突破した。
この日は午前中から気温が上がり、第1試合・海星-日本文理では六回に日本文理の玉木聖大外野手(3年)と海星の丸本将吾内野手(3年)がそれぞれ守備の前後に足をつって倒れ、担架や味方に抱えられてベンチ裏へ運ばれていた。
前日7日の大会第2日は計3選手が担架で搬送。この日は既に気温30度を超えており、大会序盤から酷暑によるアクシデントが続いている。