ヤクルト・高津監督「期待通りのバッティングができているよね」 村上の3発で連敗ストップ
「阪神2-4ヤクルト」(31日、甲子園球場)
高津ヤクルトが苦しみながらも連敗をストップ。総力戦で臨んだ一戦を競り勝ち、4番・村上が自身初の3本塁打&4打点と大暴れした。
試合後の高津監督の一問一答は以下。
-村上がすごい。
「すごいね。ムネ(村上)が3発打ってね、勝ったのは間違いないと思うけど、まぁよく粘ったと思うよ。リリーフもね。投げる方も、守備の方もね。よく粘った。だからムネ(村上)の3発が余計に際立つんだと思います」
-最高の仕事を果たしてくれた。
「今のムネ(村上)なら…不思議じゃないっていう言葉は違うかもしれないけど、みんなが期待して、期待通りのバッティングができているよね。もちろん走者を置いて、ムネ(村上)を打席に立たせたいし、しんどい時はやっぱり1発で流れを変えたりすることをみんなが願っている」
-3番・奥村が送らなかったのは、敬遠対策?
「一、二塁になっても、敬遠されるんじゃないかなとか、もしかしてエンドランして一、三塁になっても敬遠されるんじゃないかなと思っていたので、普通に打つしかないと思って打たせました」
-投手陣。
「今日はブルペンを9人いれて、リリーフ総力戦で乗り切ろうと思いました。できるだけ少ない失点で、そんなにたくさん点が取れないと思っていたので、何とか少ない失点で何とか競り合って、ものにするためにリリーフを9人入れました。あそこの難しいところを、久保が3連投になったんだけど、久保から最後のスコット(マクガフ)まで、みんなピンチの連続だったけども、よくつないだと思いますね。これでいいんだと思いました」
-継投の順番もはまった。
「正解かどうかは別として、まぁよく上位であり、下位のところの登板であったり、あえて清水を左3人にぶつけたりとか、田口はあそこだと思ったし。これでいいんだと思うようにしています」
-後半戦の連敗を止めた。
「すごく大きいと思う。みんながハイタッチしているときの顔を見ると、本当に喉から手が出るほどほしかった1勝だと思うし、これで7月はいろいろなことがあって、大変な1カ月だったけど、チームとしてはよくない1カ月だったけど、また明日から流れが変わって、月も変わって、チームの個々の状態も、チームの状態も上がっていけばなと願っています」