大阪桐蔭が圧倒V!「ちょっとできすぎ」履正社に大勝 春夏連覇へ死角なし

 優勝を決めた大阪桐蔭(撮影・石湯恒介)
 3回、先制タイムリー二塁打を放つ大阪桐蔭・伊藤(撮影・石湯恒介)
 履正社対大阪桐蔭、試合開始を待つ大勢の観客(撮影・石湯恒介)
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 「高校野球大阪大会・決勝、大阪桐蔭7-0履正社」(30日、大阪シティ信用金庫スタジアム)

 センバツ王者・大阪桐蔭が圧勝し、2年連続12度目の夏の甲子園出場を決めた。

 19年夏の甲子園で日本一に輝いた履正社との決勝戦。大阪桐蔭が攻守で圧倒した。三回、先頭打者の星子天真内野手(3年)がチーム初安打となる左前安打すると、8番・鈴木塁内野手(3年)が犠打で好機を拡大。2死三塁では、1番・伊藤櫂人内野手(3年)が左前適時打を放ち先制した。

 四回には4番・丸山一喜内野手(3年)らの適時打などで一挙4得点。五回にも1点を追加してリードを広げた。

 投げては2年生のプロ注目左腕・前田悠伍投手が8回を投げて7安打無失点と好投。安定感抜群の投球で勝利に貢献した。九回はエース番号の川原で締めくくった。

 過去、大阪大会の決勝で両者が激突したケースは過去2008年、12年、13年に続いて4度目。いずれも大阪桐蔭が勝利を収めて甲子園への切符をつかんでいる。夏の大会での直接対決では大阪桐蔭が12連勝なった。

 今春のセンバツでは圧倒的な強さで優勝。3度目の春夏連覇へ死角は見当たらない。

 西谷監督は「ちょっとできすぎの形で点数が取れた。8本も打たれながら0点に抑えられたのが勝因だと思います。昨日からデータ班が相手のことを研究してくれたのが良かった。なかなかホームランは出ませんので、つないでいこうというのが徹底できた」とうなずいた。3度目の春夏連覇、大阪桐蔭として史上初の秋(神宮大会)春夏の3冠獲得へ「履正社さんに勝たせてもらって3回目の春夏連覇と、秋春夏3連覇の挑戦権を獲得できたので、大阪の代表として恥ずかしくないような戦いをして、必ず大阪に優勝旗を持ち帰りたいと思います」と意気込んだ。

 主将の星子天真内野手(3年)も「素直にうれしいです。3度目の春夏連覇を達成したいと思います」と決意を示した。

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