夏の決勝は過去大阪桐蔭の3戦全勝 履正社は突破なるか 過去には舞洲大渋滞も 30日注目の一戦

 力強い投球を見せた大阪桐蔭・別所
 関西創価に競り勝ち、喜ぶ履正社・増田(左)
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 高校野球の大阪大会は29日、準決勝2試合が行われ、履正社と大阪桐蔭が決勝に勝ち進んだ。過去、大阪大会の決勝で両者が激突したケースは過去2008年、12年、13年と3度あり、いずれも大阪桐蔭が勝利を収めて甲子園への切符をつかんでいる。

 今春の大阪大会では決勝でぶつかり、3-2で大阪桐蔭が履正社を逆転で下した。昨秋の準決勝でも5-3で大阪桐蔭が勝利しており、今世代はここまで2勝0敗。春季大会決勝で先発した2年生左腕の前田は「(昨年の)秋もやらせてもらって、因縁の対決というか。きょう、先発をいわれたときから『よし、やってやるぞ』という気持ちでした」と特別な意識を口にしていた。

 また昨年秋からチームを率いる履正社・多田監督は春の決勝戦後に「何とか勝てないかな、と思ってやりましたけど、やっぱり強いですね」と大阪桐蔭のチーム力を評していた。ただ今世代が戦った過去2試合はいずれも接戦。大阪桐蔭は投打に安定した戦いぶりで勝ち上がってきた。一方の履正社も厳しい接戦をことごとくモノにしてきた。

 甲子園の切符をつかむのは果たしてどちらか?過去に夏の初戦(2回戦)で両校が激突した際にはシティ信金スタジアムがある舞洲近辺が異例の大渋滞となり、履正社のチームバス到着が遅れるなど、大きな影響を与えたことがある高校野球ファン注目の一戦。同じ舞洲のシティ信金スタジアムで13時にプレーボールがかかる予定だ。

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