広陵 10年ぶりの3回戦敗退 “広陵のボンズ”真鍋が涙「実力がなかった」

 「高校野球広島大会・3回戦、英数学館2-1広陵」(20日、バルコムBMWスタジアム)

 今春センバツにも出場した広陵は“広陵のボンズ”こと真鍋慧内野手(2年)らが振るわず、12年以来10年ぶりの3回戦敗退となった。

 感情があふれた。今大会注目の強打者・真鍋は人目をはばからず涙を流す。「もっと3年生と長く野球がしたかった。実力がなかった」。敗戦後、4番の仕事を果たせなかった悔しさが胸を支配した。

 0-2の五回2死一塁は高く打ち上げた飛球が中前へポトリと落ち、適時打となった。だが、1-2の九回2死二、三塁は中飛に倒れ試合が終わった。「こういう場面で打たないと意味がない。チャンスで打てる打者になれるよう練習したい」と話すと、再び大粒の涙が頬をつたった。

 昨秋の明治神宮大会で準優勝し、今春のセンバツにも出場した。3回戦での敗退は12年以来10年ぶり。中井哲之監督(60)「夏の恐ろしさを感じた。選手に申し訳ない。負けたのは監督の責任」と言葉を絞り出した。

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